TV会議 を活用する手法を探る
別格の存在として高い売り上げを誇り、業界ナンバーワンを標梼、ディストリビューターにとっても、それが心のよりどころになっているのに、ナンバーワンでなくなったら大問題です。
その瞬間に呪縛から解き放たれる人が量発生し、急激な組織崩壊、ひいてはさらなる売り上げ減につながるのは火を見るより明らかです。
業界2位のM(M商事)は数年前から売り上げを1000億円と公称しています。
この会社は非常に安定した経営内容をもち、多少の誤差はあってもそこから大きく変動することは考えられません。
となると、日本AWが1000億円を割り込むということは、すなわちナンバーツーヘの転落を意味するのです。
しかも問題はそれだけでは終わりません。
日本に上陸してからわずか4年で600億円を突破し、さらに売り上げを急伸させつつあるNWの存在も大きな脅威になってきました。
M商事に抜かれても、外資系ナンバーワンの座は保てますし、販売形態もM商事とは微妙に違うので、別の業界のことだと言い逃れができます。
しかしNWはまったく同じ業界で同じアメリカの会社、日用消耗品全般を扱い、真正面からぶつかるわけですから、この会社に逆転されたときの衝撃は強烈です。
業界紙などの予測ではNWが1000億円を突破するのは時間の問題と見られており、さらにその上を目指して伸びていくとも言われています。
また、実際問題として、17年度の売り上げで650億円近くまで到達しているニューウエイズは、消耗品のみに限れば、すでにAWの売り上げを抜いており、平均単価を加味すると製品の出荷個数ではかなり上回っているのが事実です。
ナンバーワンの会社がナンバーワンでなくなるとき、その会社で活動していたメンバーはどう動くか。
新しくナンバーワンになった会社に移動するのがもっともありがちなシナリオです。
そしてその日から日本AWのさらなる混沌が始まることは想像に難くありません。
会社としては、なんとしても1000億円ラインを維持しつつ、そのときに備えて結束を強化する必要があります。
そうした中から出てきたのが、SIPボーナスです。
セールスインセンティブプログラム、簡単にいうと100万ポイントをクリアした回数に応じて年度末に特別ボーナスを支給するというものです。
これまで基本的に払い出しを増やすかたちの販売促進策をとってこなかったAWとしては大英断でした。
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